「レビトラは食事の影響が少ないと聞いた」「今も処方してもらえるのか知りたい」。そんな方に向けて、レビトラの効果、飲み方、副作用と、現在の入手方法を整理しました。
先に答えると、レビトラ(成分名バルデナフィル)は、食事の影響を受けにくく、作用が数時間で終わるED薬です。通常は10mgを性行為の約1時間前に飲みます。先発薬のレビトラ錠は国内での販売を終えており、現在は同じ成分のジェネリック「バルデナフィル錠」が処方されています。
この記事でわかること
- レビトラの現状と、ジェネリックのバルデナフィル錠
- 効果、作用が続く時間、食事の影響
- 飲み方と用量
- 副作用と、服用できない人
結論:レビトラは「食事の影響を減らしたい人」に向くED薬
レビトラは、バイアグラと同じく作用が短いタイプの薬で、食事の影響を受けにくいのが特徴です。次のような人に向いています。
- 使う時間がある程度決まっている人
- バイアグラで食事の影響を感じた人
- 作用が短い時間で終わるほうがよい人
一方で、次のような人には向きません。
- 飲む時間を細かく計算したくない人。作用が長いシアリスのほうが合います
- 不整脈の薬を飲んでいる人など、服用できない条件に当てはまる人。レビトラは、併用できない薬の種類が多い薬です
成分ごとの違いは、「ED薬の選び方|初めてでも失敗しない3成分の違いと比較」で比較しています。
レビトラは今も処方される?先発薬とジェネリックの現状
先発薬のレビトラ錠(バイエル薬品)は、国内での販売を終えています。現在、医療機関で処方されるのは、同じ成分のジェネリック「バルデナフィル錠」です。
バルデナフィル錠は、2020年7月に東和薬品が発売しました(東和薬品の発表)。沢井製薬も同じ成分のジェネリックを販売しています。規格は10mgと20mgです。
「レビトラを使いたい」と医師に伝えれば、バルデナフィル錠が処方されます。有効成分も用法も同じなので、この記事では「レビトラ(バルデナフィル)」としてまとめて説明します。
なお、ED治療薬は公的医療保険の対象外です。費用は全額自己負担で、価格は医療機関によって異なります。
レビトラ(バルデナフィル)の効果と特徴
バルデナフィルは、陰茎の血管を広げて血流を増やし、勃起とその維持を助ける薬です。性的刺激があって初めて作用する薬で、飲むだけで勃起するわけではありません。性欲を高める薬でもありません。
作用が続くのは数時間
バイアグラと同じく、作用が短いタイプの薬です。作用は数時間でおさまるため、使う時間をある程度決めておく必要があります。
食事の影響を受けにくい
バイアグラに比べて、食事の影響を受けにくいのが特徴です。普通の食事のあとなら、効き方への影響は小さいとされています。
ただし、まったく影響を受けないわけではありません。脂っこい食事の直後は、効きが落ちることがあります。確実に使いたいときは、空腹時か、軽めの食事のあとにしてください。
食事や飲酒との関係は、「ED薬と食事・飲酒・タイミングのコツ」で詳しく解説しています。
レビトラ(バルデナフィル)の飲み方と用量
- タイミング:性行為の約1時間前に飲みます
- 回数:1日1回までです。次に飲むまで24時間以上あけます
- 用量:通常は1回10mgです
10mgで効果が足りない場合は、医師の判断で20mgに増やせます。65歳以上の人と、肝臓に中程度の障害がある人は、5mgから始めることになっています。用量は医師が決めるので、自己判断で増やさないでください。
初めて使うときは、体調のよい日に試してください。効かないと感じても追加で飲まず、同じ条件で何度か試してから判断します。
レビトラ(バルデナフィル)の副作用と、服用できない人
主な副作用
代表的な副作用は、顔のほてり、頭痛、鼻づまり、消化不良、めまいです。血管を広げる作用によるもので、多くは一時的です。
次の症状が出たら、すぐに使用をやめて医療機関を受診してください。
- 胸の痛みや強い動悸
- 4時間以上続く勃起
- 急な視力や聴力の低下
一緒に使えない薬
バルデナフィルは、不整脈の薬との併用が禁じられている点が特徴です。
- 硝酸剤など、狭心症の薬(ニトログリセリン、硝酸イソソルビド、ニコランジルなど)。血圧が下がりすぎて、命に関わるおそれがあります
- 不整脈の薬(キニジン、プロカインアミド、ジソピラミド、シベンゾリン、ピルメノール、アミオダロン、ソタロール)
このほかにも併用できない薬があります。前立腺肥大症や高血圧で使うα遮断薬も、併用に注意が必要です。飲んでいる薬がある人は、すべてを医師か薬剤師に伝えてください。
服用できない人
- 心臓や血管の病気があり、性行為を控えるよう言われている人
- 生まれつきQT延長症候群がある人
- 脳梗塞、脳出血、心筋梗塞を起こしてから6か月以内の人
- 不安定狭心症がある人
- 重い肝臓の病気がある人
- 血液透析が必要な腎臓の病気がある人
- 血圧が極端に低い人、高血圧が治療で安定していない人
ED薬全般の副作用と注意点は、「ED薬は危険?副作用と正しい向き合い方」にまとめています。
レビトラ(バルデナフィル)の入手方法と、個人輸入の注意
医療機関で処方してもらう
バルデナフィル錠は処方箋が必要な薬で、薬局やドラッグストアでは買えません。対面の診察のほか、オンライン診療でも処方を受けられます。
処方箋なしで買える市販のED薬は、2026年に発売されたシアリスだけです。買い方は「シアリスの効果と飲み方|市販薬の買い方・副作用・注意点」で解説しています。
ジェネリックと先発薬の違いは、「ED薬ジェネリックとは?先発薬との違い・価格・注意点」で解説しています。
個人輸入で買う場合の注意
アイドラッグストアーなどの個人輸入で紹介されているのは、国内で承認されていない海外製の製品です。医師や薬剤師の確認がなく、すべて自己判断になります。
- 表示と違う成分が入っていた例がある:厚生労働省は2004年、個人輸入代行業者が「レビトラのジェネリック」として扱っていた製品から、表示のバルデナフィルではなく、未承認の成分が検出されたと発表しています(厚生労働省の発表)。
- 偽造品のリスク:製薬4社の2016年の調査では、インターネットで入手したED治療薬の約4割が偽造品でした(偽造ED治療薬4社合同調査結果)。
- 救済制度の対象外:個人輸入した薬で重い副作用が出ても、医薬品副作用被害救済制度は利用できません。
バルデナフィルは併用できない薬が多いため、持病がある人やほかの薬を飲んでいる人は、個人輸入ではなく医療機関を受診してください。個人輸入のリスクと確認ポイントは、「個人輸入でED薬を買っても大丈夫?」で詳しく解説しています。
レビトラについてよくある質問
レビトラはもう手に入らないのですか?
先発薬のレビトラ錠は国内での販売を終えていますが、同じ成分のジェネリック「バルデナフィル錠」が医療機関で処方されています。
レビトラは、ED薬の中で一番早く効きますか?
必ず一番早いとは言えません。添付文書上の服用タイミングは、バイアグラやシアリスと同じ「性行為の約1時間前」です。早く効くと感じる人もいますが、体質や食事の条件で差が出ます。
食事の影響はまったく受けませんか?
まったく受けないわけではありません。普通の食事なら影響は小さいとされますが、脂っこい食事の直後は効きが落ちることがあります。
レビトラは薬局で買えますか?
買えません。バルデナフィル錠は医師の処方が必要です。処方箋なしで買える市販のED薬は、シアリスだけです。
効果が足りないときは、2錠飲んでもいいですか?
自己判断で増やしてはいけません。10mgで足りない場合に20mgへ増やすかどうかは、医師が判断します。
まとめ:レビトラは「食事の影響を減らし、短時間で使いたい人」向け
- 先発薬のレビトラ錠は販売を終えており、現在はジェネリックのバルデナフィル錠が処方されます
- 通常は10mgを性行為の約1時間前に飲みます。1日1回までです
- 食事の影響は受けにくいものの、脂っこい食事の直後は効きが落ちることがあります
- 硝酸薬や不整脈の薬を使っている人は服用できません
- 入手には医師の処方が必要です
使う時間を決められて、食事の影響を減らしたい人にとっては、使いやすい選択肢です。
免責事項
本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、特定の医薬品の使用を推奨したり、効果や安全性を保証したりするものではありません。医薬品の使用にあたっては医師または薬剤師に相談し、体調に異変を感じた場合はすぐに使用を中止して医療機関を受診してください。








