6月に入り、個人事業主やフリーランスのお手元にはそろそろ住民税(市民税・道府県民税)が計算された「住民税の通知書」が届いている頃ではないでしょうか?
フリーランス15年目の我が家にもポストを開けたら「住民税の通知書」。
実は昨年「住民税の通知書」の内容に誤りがあり住民税が安くなりました。
今年ももしや?と思い確認してみたら、今年も同じ箇所に誤りが!!!
住民税の請求額を見て「住民税が高すぎ!!!」となった方も、もしかすると「住民税の通知書」の計算が間違っているかもしれません。
間違っていたのは課税明細書のココ!
2年連続金額が間違っていた箇所は市民税・県民税課税明細書の下にある「寄付金税額控除等」の項目です。
「ふるさと納税」分の記載がありませんでした。
「もしかして、確定申告書が間違ってたのか!?」と思い、確定申告書の控えを確認したところ、確定申告書にはしっかりとふるさと納税分の控除額が書いてありました。
住民税の計算が間違っていた原因を探る
昨年誤りに気付いたときには、すでに一期分の市民税の支払い済。(住民税は4期に分かれています)
窓口でも確認しましたが、何が原因かは教えてもらえず「住民税の計算に誤りがあった」ということで差額分が差し引かれる形になりました。
今年も同じ箇所だったので、何が原因でこうなるのかを確認。(2度目だったので強気)
すると確定申告書が原因だったということが判明。
住民税が高い原因は確定申告書!?
「市民税・県民税の課税明細書」の「調整控除額」は確定申告書の「住民税・事業税に関する事項」をベースに記載されているそうです。(下の青い網掛け部分。※若干形式は異なります。)
そう言われてみてみると「市民税・県民税の課税明細書」にある項目ばかりが並んでいます。
そんな中、今回抜けていたのはココ。
同じ用紙の中に「寄附金控除の欄(右側中央辺り)」があるわけですから、仮に下が抜けてたとしても反映してくれたっていいじゃない・・・と思わざるをえないのですが、ミスはミス。
窓口でふるさと納税分の申告をし、改めて計算されたものが届くことになりました。
結果【26,600円】の差額がありました
後日、正しい計算書が届きました。
その差、26,600円!!!
なかなかの金額。
確定申告書と課税明細書の照らし合わせを!
とはいえ、昨年届いた分(一昨年の確定申告をベースに計算された分)の記述漏れの原因は謎のままです。
もし住民税が高いと思う方は、控除されている額が間違っている可能性もあります。
何が書いてあるんだか煩雑すぎてわかりづらい(わからない)ものではありますが、課税明細書の控除額もチェックしてみてください!