習い事に筋トレ、家事や勉強など僕たちの周りには「続けること」で結果が出ることがたくさんあります。
ですが、9割近くの人が「続けること」ができず、いわゆる”三日坊主”になり、結果が出る前に終わってしまうという経験があるようです。僕もそのうちのひとり・・・。
今回は「How to Measure Progress in the Gym When It Seems Like You’ve Plateaued」の記事を参考に、「続ける」こと、つまり「習慣化」することで人生がうまくいく理由と、「習慣」を身につける5つのコツについて書いていきます。
続かない理由は何が原因なのか
僕たちが何かを始めるときは「きっとうまくいく!」「私はこうなりたい!」と思っているはずです。
では、その想いがふと切れてしまった瞬間に一体何が起きたでしょうか?
筆者が今までに続かなかったコトがこちら。
- 筋トレ(半年ぐらいで突然行かなくなった)
- 英会話(これも半年ぐらいで突然気持ちが切れる)
- ブログの更新(3ヶ月程度続いては途切れる。の繰り返し)
モチベーションが途切れた瞬間に何が起きたのか
まず、1. の筋トレは腰痛があり、一週間程度トレーニングを休んでしまいました。
さらにジムの改装が2ヶ月程かかり、その間トレーニングする習慣がなくなってしまい、せっかく鍛えたのに萎んでいく身体を見るのがしんどくなってしまいました。
2. の英会話、こちらも人間関係のいざこざや、それをどう解決しようか考えているうちに、本来英会話を習得したかったはずなのに、人間関係にフォーカスしていることに気付きました。
また、自分が思っていたよりも英会話スキルが上がっていないことに気付く瞬間も訪れます。
(スキルはあがってるんだけど、求めるレベルも上がっているので満足できない状態になる。)
3. 「記事を書く」という本来の目的から外れ、誰かと比べて自分の劣っているところばかりを気にしたり、“何か”に期待し、結果が出ないことでブログ自体への熱意がだださがっていきます。
モチベーションを維持する方法はなかったのか
まず、筋トレ。
通っていたジムは改装に入ってしまいましたが、市営ジムや違うジムに単発でも通い、身体を動かす習慣を続けることはできたはずです。
せっかく習慣化していた筋トレを「ジムの改装」を理由(言い訳に)に手放してしまいました。
英会話に関しては、本来の目的である「英会話」にフォーカスし続ける必要がありました。
人間関係ももちろんありますが、自分だけで勉強できる方法も他にあったはずですし、オンライン英会話にも入っています。ジム同様、せっかく身につきかけていた「習慣」を手放してしまいました。
ブログに関しても、とにかく「書く」ということにフォーカスすればよかったと思います。
キーワードの選定や戦略など、ブログを収益化するためには必要なことがたくさんありますが、僕の場合は、まず「書き続ける」ことへのハードルが高いので、「”完璧じゃなくても”書き続ける」必要がありました。
人は本来の目的からブレると習慣を手放してしまいがち
筋トレ、英会話、ブログ、内容は違えど「習慣」を手放すきっかけは、物事を行っているうちに本来の目的を誤ってくることです。
通っていたジムだけがジムではないし、英会話に関しても同様です。
ブログも書くことが目的なのに、いつの間にかPVを気にするようになっていました。
このように人間は本来の目的からブレると習慣を手放してしまいがちになる傾向があるようです。
続けるとどんないいことがあるのか
では物事を続けていくとどんないいことがあるのでしょうか?
自分の可能性が広がる
筋トレを例えにあげるなら、フィジークのコンテストやボディビルコンテストに出場できる日が来るかもしれません。
英語やピアノも続けていれば、ピアニストやピアノの先生、世界を渡り歩ける音楽家にだってなれるかもしれません。
つまり、物事を続けることでその道の先駆者となり、その後の可能性が何倍にも広がります。
先行者利益にあやかれる
主に金融界で言われることですが、物事を長く続けることで先行者利益を得ることができます。
後発組でも利益をあげることはできますが、先行者が得られる利益は果てしないはずです。
利益とは言わずとも、先行者であれば有利に運ぶことは世の中にたくさんあります。
「習慣」を身につける5つのコツ
いよいよ、本題に入っていきます。
筋トレ、英会話、ブログの他にも、家事や掃除などどの習慣にも役立つ
1. 結果が出るまでに時間がかかることを忘れない
Remember there’s always a lag
物事を続けて結果が出るには、ある程度の時間がかかります。
筋トレで言えば目に見えて身体が変わってくるには3ヶ月かかると言われていますし、英会話に関しても一週間やそこらでペラペラになれることはないでしょう。
何か新しいことをはじめたら、「結果」にフォーカスして、それまでの期間は「待っている」期間だと認識しましょう。
2. 小さな目標を大きな目標に結び付ける
「ボディビルコンテストに出る!」
「TOEICで900点をとる!」
「ブログで100万稼ぐ!」
と大きな目標を立てるのは大切ですが、そこに向かって小さな目標を積み重ねていくのです。
ボディビルコンテストに出るために、今月は三分割で・・・今日はこの部位を徹底的に鍛える。
TOEICで900点をとるために、まずはTOEICで500点を確実にとれるようにする。
ブログで100万を稼ぐために、まずは○記事書く。
大きな最終目標は習慣化のためにも大切ですが、大きすぎる目標は何をしたらいいのか迷子になってしまいます。
まずは、確実にこなせるぐらいの目標を立ててクリアしていきましょう。
3. 記録をつける
筋トレや習慣化に便利なアプリもたくさんありますが(もちろん僕も使ってます!)、手軽に一日にこなしたいタスクを整理するなら、手書きのノートを活用するという方法もあります。
書き出すことで頭の中がクリアになっていきます。
ノートを分割し、今日やらなければならないタスク、やりたいタスク、メモの欄を作成してみましょう。
ToDoリストのように、タスクが完了したら打ち消し線で消していくとやった感を得られます。
そして、その中でも分析したいこと(筋トレならサイズや体重、ブログならPVなど)はエクセルやアプリを使って管理していくようにすれば効率的です。
4. 自分を責めない
習慣が途絶えたときに、「なんてダメな人間なんだ・・・」「あのひとはできているのに・・・」と自分を責めがちです。
ですが、習慣は繰り返し作ればいいんです。
途切れてしまったらもう一回。
もう一回をやるかやらないかは自分次第。
筋トレにはマッスルメモリーが、英会話にもメモリー機能がありますし、ブログを書く、ということにもきっとなんらかの経験が生かされて、今度はより上手にできるようになるはずです。
オリジナルの記事にはありませんでしたが、「自分を責めない」ことが大切です。
5. ご褒美をあげる
1つの小さいタスクが完了したら自分に小さなご褒美をあげましょう。
我慢していたデザートを食べる、好きな映画を見に行く、小さなことで構いません。
人間はご褒美があれば頑張れる生き物です。
習慣を身につけるためのまとめ
つい惰性になるのが人間。
決して、続けられないあなたが悪いわけではありません。
「習慣力」を手にして、続けられることができるようになれば、きっと人生は変わっていくはずです。
まずは一週間!がんばりましょう!