長年使用していると「いつか使う」「結構使う(はず)」とどんどん溜まっていくブックマーク。ブックマークはしたものの、結局ググるとか、よく見たら同じような機能のサイトだったり・・・そして、この「ブックマークをいつか整理しよう」はなかなか腰の重い作業だったりもします。
先日、「今やらないと一生やらない!!!」と思い立ち、重い重い腰をあげてChromeのブックマークを整理しました。
その際、Chromeのブックマークの整理に、とても便利だったツールと機能がありましたのでご紹介します。
すでに存在しないサイトをチェックをしてくれる「Bookmark Checker」
フォルダを分けて整理していても(いや、すればする程)陽の目に当たらなくなるブックマーク。
中にはすでにドメインの有効期限が切れていたり、すでに存在しないサイトがブックマークされていることも多いはず。
そんなサイトをチェックしてくれるのが「Bookmark Checker」です。
「Bookmark Checker」の使い方
使い方は至ってシンプル。
拡張機能を有効にして「Check」をクリックすると、ブックマークされている全てのリンクが404や401など(後述)に仕分けられていきます。
そもそもこんなにブックマークあったの!?ということに驚くんですが、404や401など存在しないページやDNSの設定がされていないサイトは「Remove」で削除してしまいましょう。
これでかなり不要なサイトが減ったはずです。
「404」と「401」って何?
この「404」などの数字ですが、ブラウザのエラーコードといって「404」は「Not found(すでにそのページはありません)」を表します。
「401」は認証エラーで、IDとパスワードが合致してない場合や、DNSの設定が行われていないなどサーバー側の設定が行われていない場合にも表示されます。
どこまで削除するかは分かれるところだと思いますので、401などはリンク先をチェックしてから削除した方がいいかもしれません。
ただ、個人的に「ブックマークしていたことさえ忘れてたサイトは使わない」と思います。
削除整理には「Chromeブックマークマネージャー」
Chromeには「Chromeブックマークマージャー」という機能が備わっています。
シフトを押しながらDeleteで複数のリンクを選択など、ファイルを整理するように、ブックマークの整理ができるので、削除がとても楽に行なえます。
「Chromeブックマークマージャー」の使い方
ブラウザのURL欄に「chrome://bookmarks
」と入力してみてください。
このキャプチャは普段仕事で利用している写真サイトのブックマークフォルダですが、もはや何のサイトかわからないブックマークで埋め尽くされていました。
整理した結果、必要なものは7サイト程度でした。(もっと少なくてもいいぐらい)
まとめ
要らないものを捨てると本当に必要なものが見えてきます。
ブックマークを整理してスッキリすると、断捨離と同じ効果を感じられました。
今までブックマークにあるのにも関わらずググっていたサイトや、不要なブックマークに埋もれ、発見までに時間がかかっていたといった無駄な作業がなくなったことで、作業効率もあがり、グンッ!と時間短縮にもなり、ストレスも軽減されました。
なかなか面倒な作業ではありますが、ツールや機能を使えば案外あっさりと終わる作業なので、ブックマークの整理に困っている方はぜひお試しください。