結論から言うと、BASEの費用は「固定費」「販売費」「入金費」「追加サービス」に分けて見ると整理しやすく、売上の見込みだけでプランを決めないことが大切です。この記事は、自分の商品をネットで初めて販売したい方に向けて、2026年10月31日時点で公式の料金ページから確認できた内容と、自分の数字で確かめる手順をまとめたものです。

BASEの費用を分けて考える理由

「初期費用0円」「月額0円」という言葉だけを見ると、運営にかかる費用が小さく見えます。しかし実際のネットショップでは、注文のたびに差し引かれる費用、売上を受け取るときの費用、送料や梱包費のように自分で負担する費用が同時に動きます。ひとつの数字だけで判断せず、費用の種類ごとに分けて眺めることが、後から慌てないための近道です。

なお、利用全体が無料になるとも、最も安く済むとも、商品が必ず売れるとも言えません。ここでは公式に確認できる条件を土台に、判断材料の集め方を中心に説明します。

公式で確認できるプラン別の料金

公式の料金ページで確認できる内容を、プランごとに並べました。最新の条件は、申し込み前に必ず公式ページで確かめてください。

初期費用・月額費用無料

BASE:スタンダードプランは初期費用・月額費用が0円

新規ショップ開設スタンダードのみ販売・入金時手数料別有料プランあり
BASEのスタンダードプランは初期費用・月額費用が0円です。売れたときの決済手数料3.6%〜+40円とサービス利用料3%、売上金の入金時の手…条件を詳しく見る条件を閉じる

BASEのスタンダードプランは初期費用・月額費用が0円です。売れたときの決済手数料3.6%〜+40円とサービス利用料3%、売上金の入金時の手数料などは別途必要です。PAY IDアプリ経由の注文は別の手数料体系です。有料グロースプランもあります。

BASEを初めて利用する方のスタンダードプランが対象です。初期費用・月額費用は0円ですが、商品販売時の決済手数料3.6%〜+40円とサービス利用料3%が必要です。PayPay・Amazon Pay・PayPalは決済手数料に1%加算、PAY IDアプリからの注文は3.6%+40円とサービス利用料5.9%の別体系です。売上金の入金時にも手数料が発生します。有料グロースプランもあり、年払いは12ヶ月198,960円(税込・月額換算16,580円)、月払いは19,980円(税込)で、決済手数料2.9%〜が別途必要です。グロースからスタンダードへの変更は契約期間終了後に反映されます。無料プランのみのサービスではなく、利用全体が無条件に無料になる案内でもありません。有料テーマ・追加サービス等を選ぶ場合は別料金を確認してください。

スタンダードプランを選び、販売・入金手数料と追加サービスの料金を確認してください

期限:終了日未記載・公式条件をご確認ください

情報源・確認範囲

媒体028の正式原稿と提携条件、広告主指定7ページガイドライン、現行料金ページを照合。2023年ガイド内の旧グロース料金は使用せず現行料金を採用。独立ロゴは使用せずASP提供バナー原本を使用。登録・申請は実行していません。

情報源:公式サイト・現行案内 ↗
確認日:2026-10-30 / 日本時間
掲載情報を確認。決済時の利用可否を保証するものではありません。

BASE(ネットショップ作成)の特典一覧を見る

BASEのショップ情報は、OK RADIOのBASE紹介ページにもまとめています。

項目 スタンダード グロース
初期費用 0円 0円
月額費用 0円 月払い19,980円。年払いは12ヶ月一括198,960円(税込)/月額換算16,580円
通常注文の決済手数料 3.6%〜+40円 2.9%〜
通常注文のサービス利用料 3% 0円
PayPay・Amazon Pay・PayPal 決済手数料に1%加算 決済手数料に1%加算
PAY IDアプリ経由の注文 両プランとも別体系:決済手数料3.6%+40円とサービス利用料5.9%。通常注文の手数料を重ねて加算しない

表の注記です。通常のBASEの注文と、PAY IDアプリ経由の注文は手数料の体系が別です。アプリ経由の注文には通常のBASE手数料はかからないため、二重に足し算しないようにしてください。また、売上を入金するときの手数料は別にかかりますが、具体的な金額は今回確認できていません。申請前に公式で確かめましょう。

費用を四つに分けて読む

固定費:初期費用と月額

スタンダードは初期費用0円・月額0円です。グロースも初期費用は0円ですが、月額は払い方で見え方が変わります。年払いは12ヶ月分をまとめて払う形で、1ヶ月に直すと16,580円です。月払いは19,980円です。一括の金額と月々の金額を同じ目線で比べると読み違えやすいので、「何ヶ月分の金額か」をそろえてから比較してください。

販売費:決済手数料とサービス利用料

商品が売れたときにかかるのが販売費です。スタンダードは決済手数料3.6%〜に40円、さらにサービス利用料3%が加わります。グロースは決済手数料が2.9%〜で、サービス利用料は0円です。どちらのプランでも、PayPay、Amazon Pay、PayPalを使った決済は、決済手数料に1%が加算されます。「〜」は条件によって変わりうる表記なので、自分のショップで実際に適用される率を管理画面や公式ページで確認する習慣をつけましょう。

入金費:売上を受け取るときの費用

売れた金額がそのまま手元に残るわけではありません。売上を入金するときの手数料は別にかかります。金額は今回未確認のため、この記事では数字を示しません。入金の費用だけでなく、入金のタイミングも資金繰りに関わります。

追加サービス:テンプレートなど

ショップのデザインに使うテンプレートには、無料のものと有料のものがあります。有料を選ぶなら、その費用は固定費とは別枠で記録しておくと、あとで全体の費用を見直しやすくなります。

売上だけでプランを選ばない確認手順

ここからは編集上の提案です。「このくらい売れそうだから、このプラン」と先に決めるのではなく、実際に近い数字を記録して比べます。次の項目を、注文ごと、または一定期間ごとに残してみてください。

  • 注文数:多い月と少ない月の差も記録します。
  • 決済方法:クレジットカード、PayPayなど、どの方法が多いかで手数料の加算が変わります。
  • 自社送料:自分で負担した送料を分けて書きます。
  • 梱包費:箱や緩衝材などの実費です。
  • 原価:仕入れや制作にかかった費用です。
  • 売上入金の時期:入金までの流れも控えておきます。

記録がそろったら、スタンダードとグロースの条件をそれぞれ当てはめ、手元に残る金額を並べます。単純な注文数だけでは、自分に合うプランを判断しにくい場合があります。商品単価、決済方法の割合、送料の負担方法で結果が変わるためです。自分の記録をもとに、無理のない範囲で判断しましょう。

アプリ注文は別に集計する

PAY IDアプリ経由の注文は、決済3.6%+40円にサービス利用料5.9%という別の体系です。通常の注文と同じ表に混ぜると、手数料の計算が崩れます。注文の種類を分けて記録してください。

プラン変更とテンプレートの注意点

グロースへの変更は即時で行えます。一方、スタンダードへ戻す変更は、グロースの契約期間が終わった後になります。年払いを選ぶと一括で支払う期間が長くなるため、最初は条件を理解したうえで、自分の記録が整ってから選ぶ進め方も考えられます。テンプレートは無料と有料があるので、見た目にこだわる場合は費用の枠を先に決めておくと安心です。

よくある質問

BASEは完全に無料で使えますか?

スタンダードは初期費用0円・月額0円ですが、商品が売れたときには決済手数料とサービス利用料がかかり、売上の入金時にも手数料が別にかかります。利用全体が無料とは言えません。

グロースにすれば必ず安くなりますか?

必ず安くなるとは言えません。グロースは決済手数料が2.9%〜でサービス利用料が0円ですが、月額が固定でかかります。自分の注文記録で両方を比べてください。

アプリ経由の注文の手数料は、通常の手数料に足しますか?

足しません。PAY IDアプリ経由の注文はプランにかかわらず別の体系で、通常のBASE手数料はかからないとされています。通常の注文と分けて集計してください。

まとめ

BASEの費用は、固定費、販売費、入金費、追加サービスに分けると見通しが立ちます。スタンダードは初期・月額0円ですが、販売時と入金時に手数料がかかります。グロースは月額費用が必要で、通常注文のサービス利用料は0円です。どちらが合うかは、注文数、決済方法、送料、梱包費、原価、入金時期を記録して確かめるのが確実です。売上の予想だけで決めず、最新の条件は公式ページで確認してから進めましょう。

参考情報